まなびとさんになる

中3の子どもを持つ、不登校児のママに届け

この春、高校1年生になった娘。
毎日電車に揺られて学校に通い始めました。

中1、中2もほぼほぼ行かず、中学3年の3学期。
たった1ヶ月だけ、午後から、がんばって学校に通い、
友だちとの関係だけは、今もつながっています。

今朝、片付けの途中で、通知表を見つけました。

見ないようにしていたもの。
そこに並んでいた数字は、可愛い数字から、少しだけ上がっていて、

なんだか、ほっとしたんです


少しずつ“過去のこと”になりつつある中学生活。
あのとき、なぜあんなにも必死だったんだろう。
そんなことを、ふと思いながらこれを書いています。

今は、毎日学校に通っています。
でも正直、毎朝そわそわしています。

「今日は行かないかもしれないな」

そんな不安とともに、朝を迎える日もあります。
多分、私の方が、まだ怖いのかもしれません。
だから、起こさない。
声もかけない。
静かに見守っています。

最初のころは「学校、すっごくいい人ばかりだよ!」と
キラキラした顔で話してくれていました。
でも最近、少しだけ疲れているように見えます。

決して、誰かが悪いわけじゃない。
今も、まわりは本当に優しくて、いい子ばかりです。
むしろ、だからこそ、気をつかいすぎてしまう。
疲れているのは、自分の内側から、なんですよね。

それでも。

毎日通っている娘を、私は喜んでしまう。

「学校なんて行かなくていいよ!」と、あれほど言ってたくせに、
どうして私は、こんなにホッとしているんだろう?

この矛盾と、ちゃんと向き合ってみました。

そして見えてきたこと。

・社会とつながっていてほしい
・朝、太陽の光を浴びてほしい
・私以外の大人や友だちと関わってほしい

そんな思いが、私の奥にちゃんとあったんだなって。

今は高校生。
もし、学校をやめたら、次は自分で道を探さなきゃいけない。
もちろん、「学校がすべて」とは思っていません。
でも、今のこの場所は、

山登りでいえば、“中間地点”だと思っています。
中学校って、まさにそういう場所でした。
必ず卒業できる場所だからこそ、

親は「それ以上」のことを望んでしまいがちだけど、
子どもは子どもなりに、
あの時間を通して、必死に考えていたんだと思います。
そして今、必死に頑張っています。すごいです。

まだ、ゴールは見えない。

でも、今は道を選ぶための、ちょうどいい高さ。
その中学の時間も、
迷いながら登っている今も、
すべてが、ちゃんとつながっている。
そう思えるようになってきました。

去年の今頃、中3という現実が怖くて仕方なかった自分を思い出し、
お母さん(自分)、大丈夫だよって言ってあげたいと思って。

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🫖今月お茶会します🫖
 4月25日(金)10:00〜12:00
不登校でもやもやしている人集まれ
焦らなくていい、とにかくしゃべろうお茶会

参加費: 500円
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ご都合が合えば、是非きてください。
そして、周りにこの時間が必要だと思う人がいれば
是非是非、その方に届けてください。